2025年6月12日 i Labo株式会社 代表者名: 代表取締役 CEO 太田 修裕 問合わせ先:管理本部 山口 智弘 TEL: 03-5931-8197 (代表) URL: https://h2ice.co.jp/
i Labo株式会社、EXPO2025
大阪・関西万博「令和の万葉大茶会2025飛鳥・万博大会」にて
水素エンジントラックおよび水素エンジン発電機を出展
i Labo株式会社(本社︓東京都中央区銀座6-13-9、代表取締役︓太⽥ 修裕、以下「i Labo」)は、2025年6⽉6⽇、⼤阪・関⻄万博会場にて開催された「令和の万葉⼤茶会2025 ⾶⿃・万博⼤会」において、i Laboが開発・製造を⼿がける⽔素エンジントラックおよび⽔素エンジン発電機を出展いたしました。

i Laboの出展機材は、⽔素をエネルギー源とすることでCO2排出ゼロを実現する、環境負荷の少ない次世代型のモビリティ・発電ソリューションです。会場では、i Laboの技術がもたらす持続可能な社会への貢献や、⾰新的な技術⼒について、多くのご来場者様より⾼い評価をいただきました。
「令和の万葉⼤茶会」は、⽇本の元号「令和」の由来である『万葉集』の⼀節「梅花の宴(ばいかのえん)」の精神を、現代に再解釈・再構築する全国規模の⽂化プロジェクトです。和歌や茶道など、⽇本の伝統⽂化を⼤切にしながら、地域の特⾊と未来志向の技術を融合させることを⽬的としています。イベントはこれまで以下のような形で全国各地で実施されてきました。
- 富⼭県⾼岡市 :再利⽤アルミ⽸から⽣成した⽔素を活⽤し、環境配慮型の茶会を開催
- ⿃取県⿃取市 :⽔素ガスを⽤いて古代の料理を再現し、⽂化と技術の融合を実現
- 福岡県太宰府市 :下⽔処理由来の⽔素を暖房エネルギーに転換する実証実験を実施
- 宮城県多賀城市 :⽔素エンジンによる発電で灯篭(ねぷた)を点灯
今回の「⾶⿃・万博⼤会」では、全国から⽔素エネルギーを活⽤した⾞両やバスが⼀堂に集い、⽇本⽂化と最先端技術が共存する未来志向のイベントとして、⼤きな注⽬を集めました。
i Laboは、こうした取り組みを通じて、⽔素社会の実現に向けた技術開発と普及を加速させるとともに、地域社会や伝統⽂化との調和を重視したイノベーションを今後も推進してまいります。
i Laboは、2024年3⽉に東京都江東区で開催された「フォーミュラE Tokyo E-Prix」において、株式会社やまびこと共同開発した⽔素エンジン発電機を初実装いたしました。
やまびこの100kVA発電機を⽔素対応に改修した実証機は、10台のフードトラックへ安定的な電⼒供給を実現し、「無臭」「静⾳」「環境負荷ゼロ」の観点から⾼い評価を獲得しました。
その成果を踏まえ、今回の⼤阪万博出展は、「⽔素エンジンによる脱炭素社会への貢献」を⽰す重要なステップとなります。
i Laboでは、⽔素エンジン技術を活⽤した⽔素化コンバージョン(既存ディーゼルエンジンの⽔素対応改修)を中核に、トラック・発電機にとどまらず、建設機械・船舶・鉄道⾞両など幅広い産業機械への展開を視野に⼊れています。
現在、開発拠点であるR&Dセンターでは、⽔素専⽤エンジンベンチを⽤いた実験と改良が進⾏しており、今後も多様な分野における社会実装が予定されています。
今後は、イベント会場での電源供給にとどまらず、災害時の⾮常⽤電源や、地⽅⾃治体とのエネルギー連携、さらには物流・建設分野への応⽤などを進め、⽔素社会の実現と脱炭素化の早期達成に貢献してまいります
以上
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