技術力

主なi Laboエンジニアの技術実績や特許の一部をご紹介します。

取締役 山根 公高

略歴

武蔵工業大学(現 東京都市大学)在学中に、日本で初めての水素エンジン研究を行う。

日産自動車株式会社にて水素エンジンの研究、固体ロケットエンジンの設計・開発、ラムジェットエンジンのシステム研究等に従事した後、1992年に武蔵工業大学工学部水素エネルギー研究センターの助教授に着任。

1996年に新設されたエネルギー基礎工学科の助教授(現 准教授)に就任。同時に水素エネルギー研究センターも兼務し、水素エンジン、水素燃料供給装置、液体水素ポンプ、液体水素タンクの研究を推進。

2019年11月より現職。

受賞歴

  • 2019年6月 公益団体法人総合工学振興財団による水素エンジン研究開発貢献賞を受賞
  • 2013年8月 公益社団法人自動車技術会による2012年度技術部門貢献賞を受賞

著書

  • 2007年1月 「水素エネルギー読本「水素エンジン自動車」」 オーム社 共著
  • 2003年7月 「図解 水素エネルギー最前線」 工業調査会 共著
  • その他、6冊において共著

論文発表

  • 2020年10月 「地球温暖化対策のもう一つの翼 水素内燃機関」 水素エネルギー協会
  • 2020年6月 「水素社会を牽引する一つの担い手になる水素内燃機関」 水素エネルギー協会
  • その他、単著・共著含め68件の論文発表

特許出願

  • 2016年5月 「封止構造及びガス噴射弁」

執行役員 今井 作一郎

略歴

1978年以降、0-400mタイム、最高速度の記録、レース活動とあらゆるカテゴリーで常に上位を走るマシン造りに携わり、メカニックとして実績を残す。

その後、自動車専門誌で編集アドバイザーや原稿書き、自動車専門大学での臨時講師に就任。専門誌主催の最高速トライアル(JARI高速テストコース)にて、単独で始めたディーゼルエンジンのチューニングで、初の200Km/hオーバーを記録。0-400mタイムも自ら運転、15秒台という当時のディーゼルエンジンとしては驚異的な記録を創り出した。

1997年と1998年に、世界一過酷なレースと言われているパリ・ダカ―ルラリー出場車両のエンジン及び補機類のチューニングを一人で担当し、1998年には驚異的なパフォーマンスを発揮し、ディーゼル改造クラス(T2-2)優勝へと導く。

2009年に「ガソリン混合水素エンジン」自動車の試作車両を完成させナンバーも取得、2年後には陸運局内で水素自動車の為のインフラ完備に協力し、同車両の継続車検を取得した。

2013年からはNEDOのプロジェクトにて、水素トラックも製作。

発明実績

  • 株式会社堀場製作所とともに低価格の一般用ドライブレコーダーを商品化
  • ディーゼルエンジン分配型噴射ポンプにて黒煙を抑えながらの馬力トルクを大幅に向上させた商品を開発

特許取得

  • 2012年9月 「エンジンに対する気体燃料の供給方法、および当該方法によって出力が向上したエンジン」
  • 2011年5月 「液体燃料を用いる内燃機関に後から設置可能な後付式の気体燃料供給キット」
  • 2010年10月 「車両バッテリー遮断装置」
  • その他 特許3件
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